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【比較に勝つ戦略1】現状を客観的に評価し、戦略立案(SWOT分析)

新しくネットショップを開くとき、 または行き詰まったとき、SWOT(スウォット)分析を 行ってみましょう。
SWOT分析では、自社の内部環境を「強み(Strength)」と「弱み(Weakness)」に、
外部環境を「機会(Opportunity)」と「脅威(Threat)」に分類し、 現状を分析します。


強み(S)
弱み(W)
結果
原因
結果
原因





     
機会(O)
脅威(T)





     

SWOT分析の方法

スタッフも参加の上で、少し大きめの付箋にそれぞれ10個ずつ、要素を書きます。
この時、「創業100年の歴史」という単語ではなく「創業100年の歴史がある」というように、文章で書きます。

■SWOTの各項目について

外部環境: 外部環境の洗い出しから行います。
外部環境とは、自社の力では変えることのできない環境です。
マクロ環境、ミクロ環境で考えると分かりやすいです。
ミクロ環境 顧客、競合他社、新規参入、代替品、流通業者の圧力など
マクロ環境 政治、法律、経済、社会、文化、技術革新など

 

内部環境: 次に、内部環境を洗い出します。
内部環境とは、自社で変えることのできる環境です。

「人」「物」「金」「情報」などについて自社の長所と短所を書き出し、「強み」と「弱み」に振り分けます。(原因と結果で整理すると分かりやすい)


仮に、お花屋さん「フラワーリボン」(架空)を想定してみましょう。
この花屋は、10年ほどネットショップをしていて、
法人ギフトのリピート需要に支えられてきました。(架空)


強み(S)
弱み(W)
結果
原因
結果
原因
・10年のネットショップの歴史がある
・花の市場が近くにある
・イタリアで修行の経験あり
・フラワーコーディネータ資格保有
・リピートが多い
・法人のお客様に支えられている
・車で15分
・留学したため
・ショップ開設時に取得
・法人営業マンがクライアントの贈答に毎年利用してくれている
・スタッフの入れ替わりが激しい
・3名体制のため一度に作れる量が少ない
・仕事ハード?
・人件費がかかるため
機会(O)
脅威(T)
・プリザを安く仕入れられる
・カラー、ヒーリングなどの市場増加(目に見えないものに価値が出だした)
・花屋のネットショップ増加
・ギフト屋のネットショップ増加
・法人客の元へ、競合が営業に行っている


同じような要素はまとめていき、このような感じで整理します。
SWOT分析は、「良い」とか「悪い」とか 評価を下すものではありません。
現状を客観的に見つめ直す、という目的で行います。



クロス分析

次に、SWOT分析の結果を使って クロス分析を行います。
各項目を掛け合わせてアイデアを出します。

・強み×機会=強みを最大限活かすには?(全社戦略)
・強み×脅威=自社の強みで脅威に勝つには?(競争戦略) が基本になります。

社内で意見を出し合い、 自社の強みを積極的に活かす戦略を立てていきましょう。
ここでも、「フラワーリボン」で考えます。


強み(S)
弱み(W)
機会 【積極的拡大戦略】
法人花ギフト専門店(受発注の簡略化など法人向けサービスの充実)
 
脅威 【差別化戦略】
新たにイタリアのデザインフラワーのショップを立ち上げる。
イタリアというイメージを付加しカラーセラピーなども交えてセンス良く花ギフトを送りたい人の需要を取り込む
 

フラワーリボンでは、現在の主要需要である法人向けフラワーギフトショップは需要を拡大するため専門店化し、新たに「イタリアのデザインフラワー」というテーマでプリザーブドフラワーのショップを作ることになりました。
このように、戦略は強みを中心に考えます。


【メモ】 実際には、強み、弱みというのは、自分達できめることではなく 「外部の人が評価をする」ものです。
そして、機会、脅威というのも、「自社が外部をどう見ているか」 ということですから、実は、SWOT分析というのは 単に「物の見方・捉え方」と言うこともできます。
「脅威」に囚われすぎず、「弱み」に囚われすぎず、 強みを積極的に作っていく視点を持っていきましょう。

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